C3605DYBとC3605DA(SK)の違い|集じん丸のこ・通常丸のこを比較

C3605DYBとC3605DA(SK)の違いを比較したアイキャッチ画像 DIY・工具

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製品情報の確認日:2026年9月1日

C3605DYBとC3605DA(SK)は、125mm刃使用時の最大切込み深さと無負荷回転数が同じです。ただし、それだけで切れ味まで同じとは判断できません。集じん構造、重さ、付属刃と、切る材料に合わせて比べましょう。

私はC3605DYBを内装現場で3〜4年使っていました。C3605DA(SK)はメーカー公式仕様を基に比較し、実際の現場でどちらが向くのかを分かりやすく整理します。

30秒で分かる結論

  • C3605DYB:石こうボード・窯業系サイディング・粉じんを抑えたい改修工事向け
  • C3605DA(SK):木材を中心に切る・軽さと取り回し・付属刃を重視する人向け
  • 切断能力:回転数と最大切込み深さは同じ

C3605DYB|集じん重視

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C3605DA(SK)|軽さ重視

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この記事はこんな人向け

  • 集じん丸のこ・通常丸のこのどちらを買うか迷っている人
  • 石膏ボードを切る予定があるか、木材が中心か決まっていない人
  • 価格差の分だけ集じん機能に価値があるのか知りたい人

C3605DYBとC3605DA(SK)の違いを比較

比較項目C3605DYBC3605DA(SK)
タイプコードレス集じん丸のこコードレス丸のこ
主な選び方粉じん対策を重視木材切断・軽さを重視
のこ刃外径100〜125mm125mm
穴径20mm20mm
最大切込み深さ90°:47mm
45°:30mm
※125mm刃使用時
90°:47mm
45°:30mm
回転数パワー:7,000回/分
サイレント:3,500回/分
パワー:7,000回/分
サイレント:3,500回/分
集じんダストボックスのみ約80%
集じん機接続で90%以上
切粉後方排出
ダクトアダプタで集じん機接続可
公式質量3.0kg(蓄電池装着時、のこ刃・標準付属品を除く)2.7kg(蓄電池装着時)
機体寸法298×240×183mm279×240×176mm
NN仕様ののこ刃付属しない黒鯱が付属
本体のみ希望小売価格53,300円(税別)42,800円(税別)
HiKOKI公式情報を基に作成。C3605DYBの質量は蓄電池装着時・のこ刃と標準付属品を除く値です。販売価格やセット内容は購入前に各商品ページをご確認ください。

回転数と切込み深さは共通ですが、実際の切断感は刃や材料、作業条件によって変わります。数値の一致だけでパワーや切断性能全体が同じとは言い切れません。

選択を分けるのは、ダストボックス、機体の大きさと重さ、付属するのこ刃です。

現場で使われているHiKOKI C3605DYB(集じん丸のこ)
会社の職人が今も現場で使っているC3605DYB(2026年9月撮影)。石膏ボードの粉で全体が白くなっている

最大の違いは粉じん対策

C3605DYBはダストボックスだけでも使える

C3605DYBにはダストボックスが標準付属します。メーカー公表値では、ダストボックスのみで約80%、集じん機へ接続すると90%以上の集じんが可能です。数値は材料や条件による参考値ですが、粉が出やすい材料を切るときの後片付けを減らしやすい構造です。

私は石こうボードの加工でC3605DYBを使っていました。少量の切断ならダストボックスだけで動けるため、集じん機を毎回運ぶ必要がありません。切断量が多い日はRP3608DBへ接続すると、床や周囲に広がる粉がかなり減り、作業後の掃除が楽になります。

C3605DYBを3年以上使った詳しいレビューはこちら

C3605DA(SK)は切粉を後方へ排出する

C3605DA(SK)は通常丸のこで、ダストボックスは付きません。ブロワで墨線上の切粉を飛ばし、切粉を後方へ排出する構造です。別売またはセット付属のダクトアダプタを使えば、集じん機へ接続できます。

木材を屋外や作業台で切るなら、このシンプルさが使いやすさにつながります。一方、室内で石こうボードやサイディングを切り、粉をその場で受けたいなら、ダストボックスを備えるC3605DYBの方が向いています。

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回転数と切込み深さは同じ

両機種ともパワーモードは毎分7,000回転、サイレントモードは毎分3,500回転です。125mm刃を装着したときの最大切込み深さも、90°で47mm、45°で30mmと共通です。

どちらも低騒音で作業したいときにサイレントモードを使え、負荷が大きくなると通常のパワーモードへ自動で切り替わります。キックバック軽減システムも搭載しています。

メーカーが案内する切断スピードの試験値は、両機種で使用材料などの試験条件が異なるため、単純な数字だけで速さを比較すべきではありません。実際の選択では、切る材料に適した刃と集じん方法を重視する方が失敗しにくいです。

軽さとコンパクトさはC3605DA(SK)が有利

公式の記載ではC3605DA(SK)が2.7kg、C3605DYBが3.0kgです。ただしDYBはのこ刃・標準付属品を除く表記なので、実際に使う電池や付属品を含めて確認しましょう。寸法も条件を確認したうえで、取り回しの目安にしてください。

C3605DYBを現場で使っていて、重すぎて困った経験はありません。ただし、木材を何度も切る、持ち運びが多い、集じん機能をほとんど使わないのであれば、軽くてコンパクトなC3605DA(SK)の方が合理的です。

C3605DA(SK)も集じん機へ接続できます。重さだけでなく、自己集じん用ダストボックスが必要か、ホースを接続して使うかを考えて選びましょう。

C3605DA(SK)は黒鯱のこ刃付き

C3605DA(SK)のNN・セット仕様には、125mmスーパーチップソー「黒鯱」が付属します。木材用の刃を別に買わなくても始めやすい点はメリットです。

C3605DYBは、NNだけでなくXPSZにも、のこ刃が付属しません。石こうボード、木材、窯業系サイディングでは適した刃が異なるため、作業する材料に合う100〜125mm・穴径20mmの刃を一緒に準備します。

125mm丸のこの刃を材料別に選ぶ方法はこちら

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材料別|どちらを選ぶべき?

石こうボードならC3605DYB

電動切断が必要なら、集じん構造を備えるC3605DYBが候補になります。ただし、一般的な石こうボードの直線切りはカッターで切って折る方法もあります。切断方法にかかわらず、材料と作業場所に合う粉じん対策を行いましょう。

窯業系サイディングならC3605DYB

窯業系サイディングも粉じん対策が重要です。材料に合う専用刃を装着し、C3605DYBを集じん機へ接続する使い方が向きます。

木材中心ならC3605DA(SK)

合板、SPF材、間柱など木材を中心に切るなら、黒鯱が付属し、軽くてコンパクトなC3605DA(SK)が選びやすいです。粉を完全に気にしないわけではありませんが、ダクトアダプタを使えば集じん機にも接続できます。

NNとセット品は手持ちの電池で選ぶ

どちらにも本体のみのNN仕様と、電池・充電器・ケースが付くセット仕様があります。C3605DA(SK)は緑のNNと黒のNNBがありますが、ボディカラーによる基本性能の差はありません。

  • マルチボルト電池と充電器を持っている:NNを選ぶ
  • HiKOKIの36V工具を初めて買う:セット品を選ぶ
  • RP3608DBと無線連動したい:Bluetooth対応電池の有無を確認する

C3605DYBのセット内容は、C3605DYB(NN)とXPSZの違いで詳しく比較しています。

同じシリーズには、ダストボックス付きのC3605DYBと、コレクトカバー付きのC3605DYCがあります。C3605DYBとC3605DYCの比較記事で、付属品と使い方を整理しています。

HiKOKI C3605DYBの銘板(DC36V・125mm)
銘板。DC36V・125mm・2025年製。バッテリー残量表示も見える

C3605DYBがおすすめな人

  • 石こうボードや窯業系サイディングを切る
  • 室内・入居中の現場で粉じんを抑えたい
  • 集じん機を持ち込めない少量作業でも粉を受けたい
  • RP3608DBとBluetooth連動して使いたい

C3605DYBとRP3608DBをBluetooth連動する方法はこちら

C3605DA(SK)がおすすめな人

  • 木材を切る用途が中心
  • 本体の軽さと取り回しを優先したい
  • 付属の黒鯱を使ってすぐ木材を切りたい
  • ダストボックスが不要で、必要なときだけ集じん機へつなぎたい

どちらも買わなくていい人

正直に書くと、この2機種で迷う必要がない人もいます。

  • 丸のこを使うのが年に数回で、手ノコや安価な有線丸のこで足りる人
  • HiKOKI以外の電池で工具をそろえていて、メーカーを増やしたくない人
  • 165mm以上の刃で厚い木材を切るのが主目的の人(125mmでは切込み深さが足りない)

よくある質問

C3605DYBとC3605DAはどちらが切れますか?

無負荷回転数と125mm刃使用時の最大切込み深さは共通です。切れ味は刃、材料、送り方などで変わるため、その数字だけで同等とは判断できません。用途と集じん構造もあわせて選びましょう。

C3605DA(SK)でも集じん機へつなげますか?

接続できます。ダクトアダプタを使用して集じん機へ接続します。ただし、C3605DYBのような自己集じん用ダストボックスはありません。

C3605DYBで木材は切れますか?

木材用の適合刃を装着すれば切断できます。ただし、木材だけを大量に切り、自己集じんを必要としないなら、軽くて黒鯱が付属するC3605DA(SK)の方が選びやすいです。

どちらもBluetooth連動できますか?

Bluetooth対応のマルチボルト電池を装着し、対応するRP3608DBと組み合わせれば無線連動できます。本体のみ仕様を買う場合は、手持ち電池がBluetooth対応か確認してください。

集じん丸のこ本体の選び方(粉じん・連動・システム全体の価格)は、集じん丸のこの選び方|失敗しない3つの基準にまとめている。

まとめ|粉じんならDYB、木材と軽さならDA

両機種の回転数と最大切込み深さは共通ですが、集じん構造や付属品には違いがあります。切る材料、自己集じんの必要性、手持ちの電池と集じん機を整理して選びましょう。

  • 石こうボード・サイディング・室内の粉じん対策:C3605DYB
  • 木材・軽さ・コンパクトさ・付属刃:C3605DA(SK)

内装や改修工事で粉を抑えたい私ならC3605DYBを選びます。木材加工が中心で、ダストボックスを使う予定がない人は、C3605DA(SK)の方が無駄がありません。

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木材と軽さならC3605DA(SK)

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参考にした公式情報

最後は、自己集じん用ダストボックスが必要か、木材用の付属刃を使いたいか、手持ち品を共用できるかを確認しましょう。石こうボードを切る機会が一度あるだけで、DYBに決める必要はありません。

もうこの工具を使わない、買い替えるつもりがある——という場合は、手放す前に一度、査定で何を見られるかを知っておくと損をしない。使わない電動工具、高く売るコツにまとめている。

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