RP3608DAとRP3608DBの違い|乾湿両用と乾式はどっちを選ぶ?

RP3608DAとRP3608DBの違い|乾湿両用と乾式を比較 DIY・工具

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記事内容・製品仕様の確認日:2026年9月2日

RP3608DAは乾湿両用、RP3608DBは粉じん用・乾式でBluetooth連動に対応します。水を吸う必要があるか、丸のこと無線連動させたいかを整理すると選びやすい2機種です。ホースやフィルターの違いも比較します。

この記事の数値は、現行のRP3608DA(L)/RP3608DB(L)を基準にしています。

先に結論を言うと、取扱説明書で許容された水を吸う用途にはRP3608DA、集じん丸のこ(C3605DYB)とBluetooth連動させて粉じんを吸う用途にはRP3608DBが候補です。

この記事の結論

  • RP3608DA:乾湿両用で水も吸える
  • RP3608DB:粉じん用・乾式でBluetooth連動に対応
  • 吸込仕事率はDAが300W、DBが220W
  • DAは内径38mm・長さ1.5mのホース
  • DBは内径28mm・長さ5mのホース
  • 丸のこ連動や内装現場の粉じん対策ならDBが向いている

吸水時の重要な注意

RP3608DAで吸えるのは、取扱説明書で許容された液体です。油・熱湯・薬液・洗剤などの発泡性液体・引火性液体は吸引できません。本体は屋内用・非防水です。水を繰り返し大量に吸うときは布フィルタを外し、標準付属の水用フィルタへ交換してください。水用フィルタで粉じんは吸引できません。

私は内装現場でRP3608DBを3年以上使用し、HiKOKIの集じん丸のこ「C3605DYB」とBluetooth連動させています。

RP3608DAは所有していないため、DAについてはHiKOKI公式の仕様をもとに比較します。DBについては、実際に現場で使って感じている違いも含めて解説します。

販売ページによってNN仕様と2WPZ仕様が分かれています。購入前にバッテリーと充電器の有無を確認してください。

この記事はこんな人向け

  • RP3608DAとRP3608DB、乾湿両用と乾式のどちらにするか迷っている人
  • 水を吸う場面が現場であるかどうか確認したい人
  • 石膏ボードの粉じん専用として選ぶべきか知りたい人
RP3608DAとRP3608DBの違いを比較した表
乾湿両用か、粉じん用の乾式か。用途がそもそも違う

RP3608DAとRP3608DBの違いを比較

比較項目 RP3608DA(L) RP3608DB(L)
用途 乾湿両用 粉じん用・乾式
水の吸引 可能 不可
Bluetooth連動 なし あり
フィルター 布フィルタ/水用フィルタ(水用フィルタ標準付属) 新トリプルフィルター
集じん容量 8L 8L
吸水容量 6L ―
吸込仕事率(ターボモード) 300W 220W
最大真空度 20.1kPa 20.1kPa
最大風量 3.5m³/分 3.5m³/分
ホース 内径38mm・長さ1.5m 内径28mm・長さ5m
無負荷騒音値 66dB 67dB
質量 9.3kg 9.5kg
電池1個での運転 可能 可能
AC/DCアダプター ET36A対応 ET36A対応

本体の大きさや集じん容量、最大真空度、最大風量、連続使用時間はほぼ同等です。

選ぶときに重要なのは、吸込仕事率の数字だけではありません。水を吸うのか、粉じんを吸うのか、電動工具と無線連動させるのかで判断するのが分かりやすいです。

一番大きな違いは乾湿両用と粉じん用・乾式

RP3608DAは乾湿両用で、乾いたゴミに加え、取扱説明書で許容された水を吸引できます。吸水容量は6Lです。

床にこぼれた水などを吸う用途がある場合はRP3608DAが候補です。液体の種類とフィルタの使い分けは、作業前に取扱説明書で確認してください。

一方、RP3608DBは粉じん用・乾式です。石膏ボード、木材、内装工事などで発生する乾いた粉じんの吸引を想定しています。

RP3608DBで水や濡れたごみを吸ってはいけません。1台で吸水にも対応したい場合はRP3608DAが候補ですが、無線連動の要否も含めて選んでください。

吸込仕事率はDAが300W、DBが220W

吸込仕事率(ターボモード)は、RP3608DAが300W、RP3608DBが220Wです。

数字だけを見るとDAの方が強く見えますが、最大真空度はどちらも20.1kPa、最大風量もどちらも3.5m³/分です。

また、ホースの太さや長さ、フィルターの構造、想定されている用途が違うため、300Wという数字だけでDAを選ぶのはおすすめしません。

  • 水や大きめのゴミを含む一般清掃:RP3608DA
  • 細かい粉じんや電動工具への接続:RP3608DB

何を吸うために使うのかを優先して選ぶ方が失敗しにくくなります。

Bluetooth連動できるのはRP3608DBだけ

RP3608DBにはBluetoothによる無線連動機能があります。

対応する集じん丸のこなどとペアリングすると、電動工具のスイッチを入れたときに集じん機が自動で動き、工具を止めると集じん機も停止します。

私はC3605DYBとRP3608DBを連動させ、石膏ボードを切るときに使用していました。

Bluetooth連動に必要な電池

C3605DYBとの無線連動には、丸のこ側にBluetooth付蓄電池が必要です。C3605DYB(XPSZ)はBSL36A18BXが付属しますが、NNは別途用意します。RP3608DB(2WPZ)に付属するBSL36B18X×2個にはBluetooth機能がないため、C3605DYB(NN)とRP3608DB(2WPZ)だけを購入しても無線連動はできません。

工具を使うたびに集じん機のスイッチを操作する手間が減るため、私は切断回数の多い現場で便利に感じました。粉じんの回収状況は材料や接続、フィルターの状態によって変わります。

C3605DYBとRP3608DBをBluetooth連動させる方法はこちら

RP3608DAには無線連動機能がありません。ホースやアダプターを使って電動工具へ接続することはできますが、工具のスイッチに合わせた自動運転はできません。

ホースの太さと長さが違う

機種 ホース内径 ホース長
RP3608DA 38mm 1.5m
RP3608DB 28mm 5m

RP3608DAは太く短いホースで、床や水、比較的大きなゴミを吸う一般清掃に向いています。

RP3608DBは細く長い5mホースを採用しています。電動工具へ接続したまま作業範囲を移動しやすく、本体を毎回動かさずに広い範囲を掃除できます。

職人としてRP3608DBを使っていたときは、5mホースのおかげで本体を近くに置いたまま石膏ボードを切れました。平らな床ではキャスターで動かせる点も便利でした。

フィルターの違い

RP3608DAは布フィルター、RP3608DBは粉じん用の新トリプルフィルターを採用しています。

RP3608DBの新トリプルフィルターは、細かい粉じんを吸い続ける用途に合わせて作られています。HiKOKI公式では、従来製品と比べて吸込持続力が34%向上したと案内されています。

石膏ボードや木材の細かい粉を多く吸うなら、吸込仕事率(ターボモード)だけでなく、粉じんに適したフィルターを採用しているDBの方が用途に合っています。

内装職人の私がRP3608DBを選ぶ理由

私の主な用途は、石膏ボード切断時の粉じん対策と、作業後の床清掃です。

現場で水を吸うことはほとんどありません。一方、集じん丸のこ(C3605DYB)とのBluetooth連動、粉じん向けのフィルター、5mの長いホースは頻繁に使います。

そのため、私の用途ではBluetooth連動と粉じん用フィルターを備えたDBを選びました。DAを実際に使って比較した評価ではありません。

RP3608DBを3年以上使っていましたが、丸のこと連動させたときの便利さや、作業後の掃除時間を短縮できる点に大きなメリットを感じています。

RP3608DBを3年以上使った詳しいレビューはこちら

RP3608DAがおすすめな人

  • 取扱説明書で許容された水を吸いたい
  • 床清掃や一般清掃を中心に使う
  • Bluetooth連動を必要としていない
  • 短く太いホースの方が使いやすい
  • 乾いたゴミと水の両方に対応した1台が欲しい

床にこぼれた水など、取扱説明書で許容された液体を吸う用途にはRP3608DAが向いています。

RP3608DBがおすすめな人

  • 石膏ボードや木材の粉じんを吸いたい
  • HiKOKIの対応工具とBluetooth連動したい
  • 集じん丸のこへ接続して使いたい
  • 5mの長いホースが必要
  • 住宅や店舗の改修工事で粉じんを減らしたい
  • 作業後の床掃除にも使いたい

内装工事や大工工事で、電動工具との接続や粉じん対策を重視するならRP3608DBがおすすめです。

NNと2WPZはどっちを選ぶ?

RP3608DA(L)とRP3608DB(L)には、NN仕様と2WPZ仕様があります。NNにもホース・吸口・接続部品などは付属しますが、蓄電池・充電器・ツールボックスは別売です。

  • NN:蓄電池・充電器・ツールボックスは別売
  • 2WPZ:マルチボルト蓄電池BSL36B18X×2、充電器UC18YDL2、ツールボックス付き

HiKOKIの対応するマルチボルトバッテリーと充電器をすでに持っている人は、NN仕様を選ぶと購入費用を抑えやすくなります。

バッテリーと充電器を持っていない人は、2WPZを選んだ方が必要なものをまとめてそろえられます。

RP3608DBのNNと2WPZの違いはこちら

ほかの機種も比較したい人

次の用途では、容量や電源方式が異なる集じん機も比較してください。

  • 大量のごみを長時間続けて吸う人(大容量モデルやAC電源式の連続運転条件と価格を比較する)
  • 切断量が少ない人(ダストボックスでの回収状況を確認し、必要に応じて外部集じんを検討する)
  • HiKOKIの36V電池を持っておらず、これから他社でそろえる人

よくある質問

RP3608DAの方が吸引力は強いですか?

吸込仕事率(ターボモード)はDAが300W、DBが220Wです。ただし、最大真空度と最大風量は同じで、ホースやフィルター、想定用途が異なります。数字だけではなく、吸うものに合わせて選びましょう。

RP3608DBで水を吸えますか?

吸えません。RP3608DBは粉じん用・乾式です。水を吸う用途ではRP3608DAを検討し、吸引できる液体とフィルタの使い分けを取扱説明書で確認してください。

RP3608DAは電動工具へ接続できますか?

対応する電動工具には、付属のジョイント/アダプター類で接続できます。機種や接続径によっては別売部品が必要なため、購入前にHiKOKIの接続表を確認してください。ただし、RP3608DAにはBluetooth連動機能がないため、工具のスイッチに合わせた自動運転はできません。

どちらも電池1個で使えますか?

どちらも対応するマルチボルトバッテリー1個で運転できます。ただし、2個使用時より連続使用時間は短くなります。

RP3608DBを電池1個で使う場合と2個との違いはこちら

どちらもコンセントで使えますか?

別売のAC/DCアダプター「ET36A」を使用すれば、どちらもAC100V電源で使用できます。

使わなくなった工具を売る予定がある場合は、使わない電動工具、高く売るコツで査定前の確認事項を紹介しています。

まとめ|水を吸うならDA、粉じんと丸のこ連動ならDB

RP3608DAとRP3608DBは見た目が似ていますが、用途は大きく異なります。

  • RP3608DA:乾湿両用・ターボ時300W・Bluetooth連動なし
  • RP3608DB:粉じん用・ターボ時220W・Bluetooth連動あり
  • 取扱説明書で許容された水を吸うならDA
  • 内装工事の粉じんや丸のこ連動ならDB

私は石膏ボードの切断や内装現場の清掃が中心なので、粉じん用フィルター、Bluetooth連動、5mホースを備えたRP3608DBを使用していました。

購入前に、DAとDBの型番だけでなく、NNと2WPZのどちらなのか、バッテリーと充電器が付属するのかも確認してください。

集じん丸のこ本体の選び方(粉じん・連動・システム全体の価格)は、集じん丸のこの選び方|失敗しない3つの基準にまとめています。

水の吸引と無線連動のどちらを必要とするかが、選ぶ際の大きな違いです。私は乾いた粉じんの回収と丸のこ連動が中心だったためDBを使いました。両方が必要な場合は、機種を使い分けることも含めて検討してください。

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