東京エクストリームウォーク100は初心者でも完歩できる?2回参加した体験と準備

東京エクストリームウォーク100に向け、装備を整えて川沿いを歩く男性のイラスト ウォーキング・登山

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記事内容・商品リンクの確認日:2026年9月9日

「東京エクストリームウォーク100、エントリーしてみたいけど、運動してない自分に100kmなんて歩けるのか」。申し込みボタンの前で止まっている人は、たぶんこの一点で迷っています。結論から言うと、体重119kgで練習ほぼゼロの私が2回とも制限時間内に完歩できました。ただし「誰でも余裕」ではなく、準備が足りないと途中で続行が難しくなることもある大会でもあります。この記事では、2回完歩した実体験から、初心者が本当に知っておくべきことだけを書きます。

この記事はこんな人向け

  • 東京エクストリームウォーク100に初めて出るか迷っている
  • 運動習慣がなく、100km歩けるイメージが湧かない
  • コースの雰囲気や、どこがきついかを事前に知っておきたい

結論:初参加で完歩した体験はあるが、準備と体調の確認は欠かせない

私のスペックを先に書いておきます。体重119kg、運動習慣なし、練習は本番2週間前に20kmを1回歩いただけ。それで1回目が25時間24分、2回目が25時間20分。制限時間は26時間なので、どちらもギリギリです。

私の2回の体験だけで、完歩に必要な体力や練習量を決めることはできません。現場仕事で日常的に動いていた背景もあります。参加を考える際は、次の点も含めて準備してほしいです。

  • 足のマメ対策:1回目は雨で足裏がマメだらけ、2回目はテーピングと靴下交換で無傷
  • 夜中の眠気対策:私は深夜に強い眠気を感じた。安全に休める場所と連絡先を確認する
  • 関門時間を意識したペース配分:チェックポイントごとに閉鎖時刻がある

大会の基本情報(私が出た回の内容)

スタートは小田原城址公園、ゴールは有明。神奈川の海沿いを東へ進み、横浜を抜けて東京に入り、大田区・品川方面から有明を目指すコースです。私が出た回は朝7時45分〜57分のウェーブスタートで、制限時間は26時間でした。

途中にチェックポイント(CP)が複数あり、それぞれに関門時間があります。私が撮った写真では、CP3(54km地点)の関門が22:30、CP4(67km地点)の受け入れ開始が17:00でした。開催回によって変わるので、必ず大会の公式案内で確認してください。

54km第3チェックポイントの受付テーブルと関門時間22:30の表示
CP3(54km)。「関門時間 22:30」「次のCP4まで13km」の表示。

コース全体の写真はコースフォトレポートにまとめています。

時間帯ごとに、何がきついか

〜25km:一番楽しい区間。ここで飛ばすと後で払う

海沿いの景色や周りの雰囲気で、ついペースを上げたくなりました。私には後半がつらかったので、前半に余裕があっても無理のない速度を保ちたいと思います。

25kmチェックポイントの看板
25km地点。「着実に前進!4分の1突破」。この時点ではまだ元気。

50km前後:私が足の痛みと残りの距離につらさを感じた区間

2回とも私がつらかったのは50km前後です。足の痛みが出始め、まだ半分残っていることが重く感じられました。ただし、痛みを薬で抑えて歩き続けることは勧めません。強い痛みや体調不良があれば、休憩して救護へ相談する判断が必要です。

50kmチェックポイントの看板を持つ筆者、夜、カッパ着用
50km地点。すでに夜。カッパを着てライトスティックを持って歩いている。

深夜2〜4時:眠気。歩きながら意識が飛びそうになる

眠くなる地点はスタート時刻やペースによって変わります。私はトメルミンも使いましたが、全員へ服用を勧めるものではありません。強い眠気やふらつきがあるときは、安全な場所で休んでください。薬の注意点と休憩の考え方は眠気対策の記事に書いています。

60kmチェックポイントの看板「眠い、辛い、疲れた…無心で突破」
60km地点の看板。当時のつらさを思い出す一枚です。

80km〜ゴール:東京に入ると気持ちは楽になるが、足は限界

「来たぞ東京!」の看板を見ると精神的にはかなり楽になります。ただ足はもう限界で、ここからの20kmは一歩ごとに痛い。CP5(86km)の「ゴールまで14km」の表示に励まされながら、有明まで歩きました。

80kmチェックポイントの看板「来たぞ東京!神奈川突破」
80km地点。神奈川を抜けて東京に入った。

初心者が本当に準備すべき5つ

1. 靴は本番前に20kmは歩いて決める

私は2回とも同じ靴(アシックスのGEL-RIDEWALK 2(楽天市場で見る))で歩きました。靴は本番前に短い距離から試し、痛みや擦れが出たら原因を確認してください。20km歩けば適合を保証できるわけではありません。靴選びの基準は靴の選び方の記事にまとめています。

2. マメ対策:テーピング・5本指ソックス・替えの靴下

1回目は一日中雨で、靴下が濡れたまま歩き続け、足裏にマメができました。2回目はテーピングや途中の靴下交換を行い、マメはできませんでした。ただし大会の条件はそろっておらず、準備だけで結果が決まったとは断定できません。詳細はマメ対策の記事へ。

足裏のマメにテーピングを貼った状態
1回目にマメができた後の写真。傷の状態に合った処置が必要です。

3. 眠気を感じたときに安全に休める計画を立てる

私は深夜2〜4時ごろに強い眠気を感じました。休める場所や大会のサポートを先に確認し、意識が遠のく・ふらつくときは歩行を止めてください。眠気防止薬は休憩の代わりにはならず、使用する場合は添付文書に従います。

4. 痛みが出たときの対応と、続行を見直す判断を考える

私は痛み止めと冷却スプレーを使いましたが、使えば完歩できるとは言えません。痛みが強い、悪化する、腫れやしびれがある場合は、無理に歩かず救護へ相談してください。

5. 補給は「空腹になる前に少しずつ」

私は行動食・エネルギーゼリー・チョコ・羊羹を持参し、チェックポイントでも食べました。必要な量は食品の栄養表示や行動時間、体調によって変わるため、一律に「1時間に一口二口」で十分とは考えないでください。詳しくは補給食の記事へ。

ゴール後の現実も書いておく

1回目のゴール後は、3日間ほぼ寝たきりでした。足を1cm上げるのもきついレベルです。2回目はなんとか歩けましたが、走れないし、しゃがめない。翌日に仕事がある人は、月曜を休みにしておくことを本気でおすすめします。

ゴール地点で100km TOPPAの看板を持つ筆者(顔はモザイク処理)
ゴール地点。「100km TOPPA!!! ついに突破!!!」の看板と。この達成感は他では味わえない。

向かない人・やめておいた方がいい人

  • 膝や腰に持病があり、長時間歩くと痛みが出る人(医師に相談してから)
  • 大会後に休む時間を確保できない人。回復に要する時間には個人差があるため、予定に余裕を持たせたい
  • 「完歩できなかったら恥ずかしい」と感じるタイプの人。リタイアは普通にあることで、恥ではありません

よくある質問

Q. 運動していなくても本当に完歩できますか?

A. 私は完歩しましたが、それだけで運動習慣のない人も安全に完歩できるとは言えません。体調と歩行経験に合わせて準備し、不安があれば参加前に医師などに相談してください。

Q. 一人で参加しても大丈夫?

A. 大丈夫です。夜になると周りは同じ参加者だらけで、黙々と歩く独特の一体感があります。

Q. 雨だったらどうする?

A. 1回目は一日中雨でした。100円のカッパでも持っているかどうかで全然違います。雨対策の記事に失敗談も含めて書いています。

靴下を途中で替えるタイミングと替えの枚数は、100kmウォークの靴下はいつ替える?に、1回目と2回目の違いをまとめています。

50km付近から来る足の付け根・ふくらはぎの痛みと、痛み止め・冷却スプレー・膝サポーターの使い方は、100kmウォークの痛み対策にまとめています。

何時間かかるのか、チェックポイントごとの目安時刻と関門は、100kmウォークは何時間かかる?に、25時間20分で完歩した実際のタイムラインをまとめています。

次回大会の日程やエントリー時期、参加費・定員・完歩率は東京エクストリームウォーク100の次回はいつ?申し込みガイドにまとめてある。

まとめ

私は2回完歩できましたが、練習不足での参加を勧めるものではありません。足のトラブルや眠気への備えに加え、自分の体力に合った練習と休憩の計画が必要だと感じました。無理のない距離から装備を試し、当日の体調に応じて続行を見直せるようにしておきたいです。

持ち物の全リストは100kmウォークの持ち物にまとめています。準備を始める人はそちらからどうぞ。

※本記事の内容は筆者個人の完歩経験にもとづくものです。大会の開催日・コース・関門時間は回によって変わるため、必ず公式サイトで最新情報を確認してください。記事内のリンクにはアフィリエイトリンク(Amazonアソシエイト・楽天・A8.net)が含まれる場合があります。

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