100kmウォークで一番驚いたのは、上半身がほとんど疲れないことでした。私が強く疲れを感じたのは、主に足でした。
私の場合、50km付近から足の付け根とふくらはぎに違和感が出始めました。私にとって後半は、足の痛みがつらい区間でした。体重119kgで2回完歩しましたが、どちらもこの区間が一番きつかった。
この記事では、痛みがいつ・どこに来るか、そして私が持っていった痛み止め・冷却スプレー・膝サポーターを実際にどう使ったかを書きます。薬については、使った事実と一緒に「やめる判断」も書いておきます。ここを飛ばすと危ないので。
この記事はこんな人向け
- 100kmウォークで、途中の痛みにどう対処すればいいか知りたい
- 痛み止めやスプレーを持っていくべきか迷っている
- 膝が不安で、サポーターを着けるか考えている
結論:痛みの出方には個人差がある。薬や道具で無理に続行しない
- 私は50km付近から足の付け根とふくらはぎに違和感が出た。痛む場所や時期は人によって違う
- 私はロキソニンを使用したが、全員に持参・服用を勧めるものではない
- 冷却スプレーは使用部位・距離・噴射時間を製品表示で確認する
- 膝サポーター(ザムスト EK-3)を着けた際、私は内側が擦れて水ぶくれになった。装着方法と肌の状態を確認したい
- 新しい痛み・腫れ・しびれが出たら、薬でごまかさず救護へ。これだけは守ってほしい
先に結論だけ|痛み対策で実際に持っていったもの
- ロキソニンS(痛み止め・第1類医薬品)
- バンテリン アイシングスプレー(使用方法は製品表示を確認)
- ザムスト EK-3(膝サポーター)
医薬品は用法・用量を必ず箱の記載に従ってください。持病や服用中の薬がある人は、事前に医師・薬剤師へ相談を。どう使ったか、いつやめるかは、この下で書いています。

痛みはいつ、どこに来るか
私の場合、50km付近で足の付け根とふくらはぎに違和感が出ました。「痛い」というより「何か変だ」という感覚から始まって、そのまま歩き続けると、はっきりした痛みに変わっていきます。
50kmという地点は、距離はちょうど半分、足はもう痛い、でもまだ半分ある、という一番きつい場所です。後半には夜間の歩行も重なり、私には精神的にもつらい区間でした。夜になる地点や眠気が出る時間は、スタート時刻やペースによって変わります。
私の体験では、前半の方が体力に余裕がありました。ただし、痛みが出るまで無理に歩いてよいという意味ではありません。前半は「まだ余裕がある」と感じるくらいのペースで十分です。

痛み止め(ロキソニン)をどう使ったか
私が持っていった痛み止めはロキソニンです。50km付近で足の付け根とふくらはぎに違和感が出た後に使って、そのまま歩き続けました。使わなければ完歩できなかったかは分かりませんが、使って続行したのは事実です。
ただし、ここは正直に書きます。薬で痛みを抑えて歩き続けるというのは、体からの警告を一時的に消しているだけです。私は完歩しましたが、それだけで服用や歩行の継続が安全だったとは判断できません。
薬を使う前に、これだけは守ってほしい
- 用法・用量は必ず箱の記載に従う。「効かないから追加」はしない
- 持病がある人、普段から薬を飲んでいる人は、大会前に医師か薬剤師に相談する
- 服用できない条件、併用薬、用法・用量を添付文書で確認する
- 新しい痛み、悪化する痛み、腫れ、しびれ、体重をかけられない状態が出たら、歩くのをやめて大会の救護に相談する
痛み止めで症状が軽くなっても、歩き続けてよいとは限りません。自己判断で痛みを単なる筋肉痛と決めつけず、症状に応じて救護や医療機関へ相談してください。
バンテリンのアイシングスプレーをどう使ったか
スプレーはバンテリンのアイシングスプレー(冷却スプレー)を持っていきました。痛くなった部分に使っています。
飲み薬と違って、当てた場所だけを冷やせるので使いやすいのが利点です。休憩のときにさっと吹きかけられるので、チェックポイントで座ったときに使うのがちょうどいい。リュックの奥にしまうと取り出すのが面倒になるので、外ポケットなどすぐ手が届く所に入れておいてください。
冷却スプレーは同じ場所に長く噴射すると凍傷のおそれがあります。缶の注意書きに従い、皮膚に傷やマメがある所には使わないでください。
膝サポーター(ザムスト EK-3)で擦れが起きた体験
膝にはザムスト EK-3を着けていました。
ただ、1回目は思わぬところがやられました。膝の内側です。長時間着けっぱなしにしていたことで、サポーターと肌が擦れて水ぶくれができました。膝を守るための物なのに、100kmという距離になると、肌に触れている物はどれも擦れの原因になります。
サポーターはサイズと装着方法を確認し、事前の歩行で擦れや締め付けがないか確かめてください。クリーム類を併用する場合も、サポーターとクリーム双方の使用上の注意を確認します。詳しくは100kmウォークの股擦れ対策に書いています。
痛みとは別に、ゴール後のダメージも知っておいてほしい
1回目のゴール後は、3日間ほぼ寝たきりでした。足を1cm上げるのもきつい、というレベルです。2回目はなんとか歩けましたが、走れないし、しゃがめない。
これは私の経験で、全員が同じ状態になるわけではありません。回復にかかる時間も人によって違うので、大会後の予定には余裕を持たせてください。仕事が休めない人は、日程を選ぶ段階でここまで考えておいた方がいいです。
経験があっても、痛みの出方を確認する
- 長距離の経験がある人も、いつもと違う痛みや体調の変化を見逃さないようにしてください
- 痛みのために続行が難しいときは、完歩にこだわらず大会スタッフや救護へ相談してください
- 持病や服用中の薬がある人は、この記事の内容より医師の判断を優先してください
よくある質問
Q. 痛み止めは最初から飲んでおいた方がいいですか?
A. すすめません。痛みが出ていない段階で飲むと、体からの警告が最初から分からなくなります。痛みが出た場合も、まず休んで状態を確認し、服用するか迷うときは薬剤師などに相談してください。
Q. 膝サポーターは着けた方がいいですか?
A. 必要性や合うタイプは膝の状態によって違います。痛みや不安がある場合は専門家に相談し、使うときはサイズ・装着方法・擦れを事前に確認してください。
Q. 上半身は本当に疲れないんですか?
A. 私の場合は驚くほど疲れませんでした。疲れるのは足、それも付け根とふくらはぎと足裏です。
何時間かかるのか、チェックポイントごとの目安時刻と関門は、100kmウォークは何時間かかる?に、25時間20分で完歩した実際のタイムラインをまとめています。
まとめ
私の場合は50km付近から足の付け根とふくらはぎに違和感が出ました。痛みの時期や部位は人によって異なります。私は痛み止め(ロキソニン)、バンテリンのアイシングスプレー、膝サポーター(ザムスト EK-3)を持っていき、実際に使いました。
薬やサポーターを使っても、続行できる状態とは限りません。痛みが強い、悪化する、腫れ・しびれがあるときは歩行を止め、救護へ相談してください。道具の準備と同じくらい、休む判断を大切にしたいです。
初めて出る人は、東京エクストリームウォーク100は初心者でも完歩できる?にコース全体のきつい区間と準備5つをまとめています。
本記事にはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト)を含みます。医薬品の使用は体質・持病により異なります。不安がある場合は薬剤師・医師に相談してください。紹介する内容は筆者個人の完歩経験にもとづくもので、完歩を保証するものではありません。


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